バリアフリーリフォームのプランを考える
先週終わりに現地調査をしたバリアフリーリフォーム(手すり)のプランニングをしています。
手すり取付って意外とこだわれば難しいのです。
私の机の上には、三冊のカタログが。
全部、手すりの金具なんですよ。
手すりをプランニングしながら、
「あの方だったら、お体的にはこういう風に取り付ければよりベターじゃないか?」
などと想像をふくらませて行くわけですが、手すりはどこにでもつくわけではありません。
いわゆる下地の問題があるわけで。
下地の位置にビスを打たないと、強度が出ないので大変危険です。
しかし、下地の位置だけにしか手すりをつけません、と言う事になると、
あと、もう少し伸ばしたらもっと使いやすいのに、というもう少しが出来ないことが多いんです。
同じような事をメーカーさんも考えているようで、そういう手すりがつきにくいところに付けられる
という金具を各社さん開発しています。
で、各社さんのオリジナル的な金具もあって、組み合わせることもあります。
今回の家でも、ちょっとした問題があって、手すりをつけにくいとことがあって、
それを部材を工夫して付けられないか考えています。
設計上組み合わせれば、思いがけない形で取付が出来る事が多いんです。
で、出来ました。
お客様には、写真とこうなりますよ、と挿絵を入れてご説明しています。
現場ではお打ち合わせ時にリフォームのイメージで分かっているつもりでも、こうやって説明する資料を作っています。
プランをここに表現しながら、間違いがないかチェックを入れているわけです。
リフォーム工事の中では、手すりは大きな工事ではないのですけど、
「転ばぬ先の手すり」とTOTOがキャッチコピーをつけたように、
転んで怪我をしたら、一気にクオリティーオブライフ(QOL)が下がってしまうケースが少なく無いです。
その人の生活のクオリティーに関係する、大事な仕事なんです。
ちなみに、八戸市への介護保険を使ったバリアフリーリフォームの申請も自社でやりますので、ご検討されている方はお気軽にお問い合わせください。
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今月社員さんの結婚式があって、カラオケお願いします、って言われたので、リフォーム事業部である事をしようって朝礼で提案したところ、女性陣から目をそらされました。
ちょっと悲しいです。
お客様の立場に立って考える事。簡単な様で難しいです。お家のお困りごとを理解して、最後の最後まで考え抜き、手をつくす。この人と出会えて良かったと感じて頂き、一生のお付き合いができるよう心掛けています。
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