大型リフォーム(リノベーション)で求められる能力
リノベーションで工事店に求められる能力はずばり「設計力」になります。
家の同じ場所で交換をするだけであれば工事がメインですが、間取りの変更が伴うと、左記のような住む方のご要望を取り入れて設計をする事が必要になります。
- 1.使いにくい間取りを何とかしたい
- 2.寒い家を暖かくしたい
- 3.耐震性能を上げたい
- 4.バリアフリーにしたい
加えて私たちのリノベーションでは地域の気象条件を踏まえたリフォームを心がけています。
私達の住む青森県三八地域の気候は、夏はやませの影響を受け冷涼で、冬は北東北ではあるが降雪量が少なく晴天が多く、日照時間が長いのが特徴です。八戸の気象データを東京や仙台と比較すると、八戸は年間の平均気温が低く、加えて相対湿度と平均風速が年間を通して高い事がわかります。
この気象の特徴から八戸の住宅に求められる性能として、低い気温と強い風による低温に対応する為の断熱性能だけではなく、高い湿度によってもたらされる結露の対策も同時に取る必要があるのではと考えられます。
しあわせ工房のリノベーションでは、当地の厳しい気象条件を踏まえた上で、末永く安心して家に住み続ける為に家の基本性能を上げる事に力を入れています。当社が取り組む家の基本性能とは以下の項目です。
これらの工事によって家の基本性能を上げる事で北国の厳しい自然に対応したリノベーションとなります。
家の一部分だけをリフォームするのが部分リフォームです。
間取りを大幅に交換することなく老朽化したところだけを新しくします。
- 1.キッチン、お風呂、トイレ、洗面台などの水まわり機器の交換
- 2.内装張替え、床補修など内装に関する補修
- 3.窓や玄関などサッシまわりの交換
- 4.屋根塗装、外壁塗装
- 5.外壁張替え(サイディングなど)
- 6.手すり取り付け
- 7.床を畳からフローリングにするなど修繕的な工事
- 8.屋根塗装、外壁塗装
などが、部分リフォームになります。
部分リフォームは既存の家の一部を直すので、既存の部分と新しい部分との取り合いが生じるので、設計力よりも施工力が重要となります。