視線をさえぎるガラスの工夫
明日が当社の仕事納めですが、明日仮引き渡しを行うお客様の現場があります。
11月からスタートしてまずは年内にお引渡しとなります。
今回は水回りの位置がかなり変更になったこともあり窓の交換も致しました。
窓についてはこれまで断熱性能は思案に入れていたのですが、
視線をさえぎるためにどうするか?について今回お客様と打合せを重ねていました。
通常窓からの視線をさえぎる為にはガラスはクリアーから型ガラスにする事が多いかと思います。
型ガラスとはいわゆる凸凹した模様の入っているガラスです。
しかしながら、型ガラスは室内灯の位置によってはかなり中の様子が見えてしまいます。
リビングなどであればそれはカーテンでふさぎますが、洗面所やトイレなどカーテン無しで対応をしたい場合もあります。
視線をさえぎる方法はいくつかありますが、まずガラス自体で対応を考えます。
型ガラスより視線をさえぎる方法として、
フロストガラスという選択肢があります。
写真のようにガラスが乳白色になっているので、外の様子は全く見えなくなりますが、
採光は十分に取れます。しかも、型ガラスに比べるとかなり視線が見えなくなります。
別の方法として、窓用ルーバーというやり方があります。
明日お引き渡しする現場でも浴室の視線対策として採用しました。
ルーバーの角度も容易に変えられます。(YKKAP 多機能ルーバー)
、
今回のお引渡しの現場では、廊下の最高が北東側の勝手口からしか取れなかったのでかなり暗くなるかも
という心配があったのですが、北東側で太陽光が入らなくてもかなり明るい」という事に気が付きました。
リフォーム提案で窓を考える際には、外からの視線と採光の兼ねあい、現地の状況や方角など念頭に置いて窓はプランするのですが、また一つアイデアの選択肢が増えましたと思いました。
お客様の立場に立って考える事。簡単な様で難しいです。お家のお困りごとを理解して、最後の最後まで考え抜き、手をつくす。この人と出会えて良かったと感じて頂き、一生のお付き合いができるよう心掛けています。
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