新年明けましておめでとうございます
新年明けましておめでとうございます。
昨年は沢山のお客様にご依頼をいただきありがとうございました。
今年は八戸は穏やかな天気が続いて、雪の少ない正月になりましたね。
今年は1月後半からリフォームの予定も入っています。
寒さ解消のリフォームなのですが、昨年後半は猛烈に忙しくなってしまい、
やむなく今年に仕事をさせて頂きたいとお願いをさせて頂きました。
と、言いますのも昨年になって新たな試みのリフォーム案件が増え、
職人さんとのコミュニケーションが取れないと良いリフォームにならないと考えたからです。
新たな試みを掲げると次のようなものがあります。
1.床材に無垢杉床のフローリングを採用したこと
これまで床のリフォームでは、積層構造の国産フローリングを採用してきました。
もちろんこのフローリングにも、硬くて傷がつきにくい、汚れがつきにくいというメリットはあるのですが、一方で
表面が加工されている為、冷やりとして冷たい
硬いので立っていると腰に負担がかかる
というデメリットがあります。
特に冷たさはどうしようもないもので、いかに断熱をしようともどうしても冷たさは残ります。
これは積層フローリングは構造的に木の水分が通る穴が破壊されているためなのです。
木質フローリングとは言え、木の暖かさとはかけ離れた質感は否めません。
しかし、無垢材の杉床フローリングにおいては、水の通る穴が塞がれていないので、暖かいのです。
しかも杉材の柔らかさが残っているため、ずっと立っていても腰に負担がかからないのです。
昨年の秋にお風呂のリフォームで同時に洗面所のリフォームをされた方では、床にこの無垢材フローリングを取り入れました。これが足が暖かくてとても心地よいのです。
水周りリフォームと言えば、通常はクッションフロアや積層フローリングになってしまうのですが、敢えて無垢材をご提案し採用して頂きました。結果大変満足を頂いています。
ただ、杉無垢材フローリングの問題点は、
傷がつきやすい(その場合でもメンテナンス出来ます)
汚れがつきやすい(もちろんメンテナンスで落とせます)
定期的なワックスがけをしたほうが良い
価格が若干積層フローリングより高い(でも当社で採用している杉床フローリングでは、価格の安いグレードの積層フローリングの1.5倍程度です)
と言う点でしょうか。でも、積層フローリングとメリット・デメリットが全く逆になります。
最後はお客様がどちらを選ぶか、と言う点になってきます。
今回のお客様は積層フローリングから無垢材フローリングにわざわざリフォームをして下さいました。
リフォーム前は寒い洗面所に困っていた為です。
さて、その杉床フローリング、積層フローリングと違い、1枚1枚貼っていく必要があるのです。
そのため床の凸凹を拾いやすく、かつ隙間ができないように慎重に貼っていく必要があります。
1枚1枚の床材の特徴を大工さんが掴みながら貼っていく必要があるので、大工さんと材料の打ち合わせをしているのです。
ここでスピード重視で貼ってもらおうとすると、後であばれる(目立つ隙間が出来てしまう)結果になりかねません。年末の忙しさを避けたのはそういう理由です。
今年の1月後半のリフォームでは、和室を杉床フローリングの部屋にリフォームします。
大工さんに手間をかけて仕事をして頂くつもりです。
しばらくこのブログでは、当社のリフォームの特徴を述べてまいりたいと思います。
店長 北向秀幸
2級建築士
お客様の立場に立って考える事。簡単な様で難しいです。お家のお困りごとを理解して、最後の最後まで考え抜き、手をつくす。この人と出会えて良かったと感じて頂き、一生のお付き合いができるよう心掛けています。
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