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アルコールチェック
お仕事をされている方は、会社でのアルコールチェックがほぼ義務化になったかと思います。
私自身もチェックをしていますが、この数字が出たことはなぜか一度もありません。
さて、先日リフォーム部のスタッフと工事部のスタッフ、そして大工さんたちと八戸管工事協会の工事完成慰労会を行いました。
そこで、大工さんが私のブログを読んでいる事、お客様もこのブログを読んで頂いている事がわかり、変なことは書けないな~と思った次第です。
でも、私がどんな考え方をしているかで私共の会社を御指名して頂ける方もいるそうで、ありがたい事です。
今日は数字の話を。
先ほどアルコールチェックの写真を載せましたが、ここ私の呼気のアルコール濃度は0でした。
これは疑う余地の無いゼロです。つまりアルコールが残っていない状況を客観的に示します。
しかし、数字というのは時に人を混乱させたり、あえてそのように使われることがあります。
「数字は嘘をつかないが嘘つきは数字を使う」
という言葉を御存じですか?
一説にはトムソーヤの冒険の作者 マークトウェインの言葉だそうです。
広告では良く数字が使われます。
私共の仕事は広告を行う事が多いので、「数字を使って客観的に見せましょう」なんて広告を勉強するとご指導を頂く事もあります。
では、
「リフォームして住み心地2倍」という表現と「リフォームしてずっと住み心地が良くなる」
というのと、どちらが説得力ありそうですか?
たぶん、リフォームして住み心地2倍、の方かなと思います。
でも、この2倍という数字には何の意味もありません。
住み心地には、そもそも点数がつけられないからです。
では、耐震性、断熱性、収納力、が2倍との表現はどうでしょうか?
耐震性は耐震等級がありますし、断熱性には熱損失係数がありますし、収納力には今ある収納スペースがある
だから、2倍という表現も行けそうな気がします。
では、もともとの耐震性がほとんどない、断熱材が全く入っていない、収納がすごく少ないみたいな家だったら、
2倍という数字の根拠になるもともとの数字の意味がそもそもありません。
大切なことは、
必要な耐震等級基準、断熱性能、(収納力はちょっと置いておきます)があり、その基準にどのくらい近づけるかがポイントです。
つまり、その基準の理由を知っている事が大切な事です。
基準達成率が大切です。
そして、もう一つ大切な事がありまして、
物事には最適値という考え方、良い塩梅というものがあります。
これは又の機会に書きたいと思います。
実は先日広告セミナーを受講しまして、数字の話をされまして、いまだにこんな事教えてるのか?とがっかりした次第です。

お客様の立場に立って考える事。簡単な様で難しいです。お家のお困りごとを理解して、最後の最後まで考え抜き、手をつくす。この人と出会えて良かったと感じて頂き、一生のお付き合いができるよう心掛けています。

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