チームで仕事をする。リオオリンピックで思ったこと
*今回は全くリフォームとは関係無い話です。
リオオリンピックも終わりました。日本勢大活躍でしたね。
閉会式もご覧になられた方が多いかと思います。
首相のマリオ姿もびっくりでしたが、私がそれ以上にびっくりしていたのは首相登場後の、ステージ演出、踊り、音楽でした。
「日本のソフトパワーを見せたい」と首相が話していたようですが、映像にびっくりされていた方も多いのではないでしょうか?
スタジアムの上から競技種目の映像が降ってくる映像、これはAR(仮想現実)と言うものですが、何とも不思議な場面でした。
この閉会式でで印象的だった、音楽・ダンス・ARで関わったスタッフは、Perfume(パフューム)というアイドルグループをプロデュースされている方々です。もともと好きなアイドルグループだったので良く知っていたのですが、閉会式を見てすぐに分かりました。
ただ、今回ここで書きたいなぁと思ったのは、このアイドルの話ではないのです。
先日、このアイドルグループがライブイベントを作り上げるドキュメント映画が公開されて見に行ってきたのでその感想です。
映画の中では、このリオの閉会式に関わった方が多く出ているのですが、面白いなぁと思ったのは、
この人たちがライブイベントを作る際に、「指示や命令」が無いんですよ。
普通ならば、トップに監督がいて、監督の指示に従ってみんな従うというピラミッド型の組織を思い浮かべるのです。
このアイドルグループのライブイベントでも振付師兼演出家の女性がいるのですが(リオ閉会式でダンス演出を担当された方です)この方は、明確な指示を出しているわけではなく、あくまで振り付けや演出の分野だけに集中してベストを尽くしているんですね。
舞台演出や電飾やたくさんのスタッフも
「どうやったらいいステージが作れるのだろうか?」とベストを尽くす動きが映画を見ると伝わって来ます。
つまり、ピラミッドではなく、それぞれのスタッフが自律的に判断してイベントを作っているようでした。
もちろん現場では、ライトが壊れたり機械が壊れたりと様々トラブルは起きるんですが、全員がそれをカバーしています。
この雰囲気、すごくいいなぁと思っていました。
今の仕事をし始めて感じたことがあるのですが、建設業の世界はなかなかそうはいかないなと思う事があります。
それは職人さんから出るある言葉です。
「聞いていない」「指示されていない」なんですが
これって、自律的とは反対の姿勢だなと思います。
公共工事だと設計と仕様がきっちり決まっていますし、図面通りに収めるのが必然なので構わないと思います。
でも、リフォームでは、
解体してみて分かった予想外の事、リフォームが進むにつれてお客様の要望をさらに加えたいと思える事
そういう「変更と変化」がたくさん起こります。
「聞いていない、指示されていない」事も起こるので、そういう時にどうするかがリフォームではとても大事になります。
今の私の目標は、「お客様の要望をかなえて、いい現場に収める為に、職人さんが自律的に動く」場づくりです。
最近はかなりいい感じになってきています。
ちなみに、そのアイドルグループではスタッフの事を
「チームPerfume」って言うらしいです。
チームしあわせ工房 でうちらも行きたいですね。
お客様の立場に立って考える事。簡単な様で難しいです。お家のお困りごとを理解して、最後の最後まで考え抜き、手をつくす。この人と出会えて良かったと感じて頂き、一生のお付き合いができるよう心掛けています。
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