お風呂リフォーム⑨窓
本日も午前・午後とも打合せ。
午後のお打合せのお客様は10年前に私が担当でトイレを工事させて頂いてから10年ずっとリピートしていただいているお客様。
トイレ・浄化槽・屋根塗装・窓断熱・水栓交換とトータルで数百万円の工事を継続していただいています。
そして、今年はお風呂・洗面脱衣室リフォームのお問合せを頂きました。
今日はTOTO八戸展示場にも行きまして、打合せ2時間半!
お疲れさまでした。
さて、お風呂をリフォームされる際に窓はどうなるの?という事なんですが。
タイル風呂からリフォームをされる場合には、たいてい窓も交換してしまいます。
と言いますのも、お風呂で一番冷えるのは窓なんです。
タイル風呂は大抵アルミサッシと単板ガラスの窓が付いていますので、
これをLOW-Eガラスの窓にリフォームをすることがほとんどです。
もちろんそのままでも可能ですが。
6年ほど前に当社でユニットバスのリフォームをされたお客様からお問合せを頂いたことがあり、
せっかくリフォームをしたのに最近寒いと。
リフォームをしてから5年ほどたっていたのですが、理由がわかりませんでした。
そして、理由を探っていって発見したのは「窓」でした。
その方は窓はすでにペアガラスが付いていたのでそのままという結論でリフォームをしたのですが、
お客様のお住まいになっている地形で、ちょうどユニットバス側の家の周りが空き地になっていて、
かなり強く風が吹き付けてしまうのです。
レーザー式温度計で壁面を測っていったところ、窓部分だけが冷えてしまっていました。
窓の形状は横滑り出し窓で気密効果は高いはずなので
今回、窓のパッキンを交換して、隙間からの風の流入を防ぐ対策を行っています。
今は、リフォームをプランする際には、周辺環境も必ず意識します。
八戸は風が強い地域なので、隣地が広い空き地になっている場合、風の影響を受けて凍結する可能性も
頭に入れなければなりません。
たとえ既存の窓が断熱窓(例えばペアガラス)だとしても、
今販売されている窓でそれ以上の高性能なものがあれば、
提案としては行っておくこと、
が今の教訓です。
それから、お風呂の窓についてですが、採光を気にされるのでなければ、
小さいほど良いと思っています。
というのは、お風呂の窓の換気はあまり期待できないと思っています。
特に、乾燥をさせようとする換気性能はあまり期待できないというのが、
私の実感です。お風呂の壁床はあまり乾くのに時間がかかります。
そのため、カビが生えたりという問題が発生するようです。
原則は換気扇で換気をしてください、というのがメーカーの見解です。
そのため、寒さ対策として窓は小さめが良いのです。
当社では洗面脱衣室に珪藻土を塗っているので、
お風呂の扉を空けておいてください、と言います。
実は、洗面脱衣室を珪藻土にするのは、
お風呂のカビ対策でも有効だからです。
お客様の立場に立って考える事。簡単な様で難しいです。お家のお困りごとを理解して、最後の最後まで考え抜き、手をつくす。この人と出会えて良かったと感じて頂き、一生のお付き合いができるよう心掛けています。
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