建築恩師の新刊本
私の建築の恩師である最勝寺靖彦氏が監修された本が昨年おわりに出版されました。
(著者は最勝寺氏も含めた建築家の集まりであるスタジオワーク)
私が工学院大学専門学校で建築設備の学生だった20年前に建築設計の授業を担当されていたことがご縁で
いまだに交流が続いています。
先生はいわゆる建築家ではあるのですが、建物の設計をする仕事がメインではなく、
街おこし、街づくり、を仕事とされてきた建築家です。
建物の設計はしないわけではないですが、あくまで街のづくりの流れで設計をされています。
何度かフィールドワークに同行をさせて頂いた事があるのですが、
古民家や寺社仏閣を訪れることが多いですね。
先生に建築を考えるときの姿勢として「街を読む」「建物を読む」という視点を頂くのですが、
読むためには、縦の目線(歴史)と横の目線(地勢・地図)の2方向から見なさいね、
と言われます。
建築はそこに住む、利用する人のそのものを映し出すものですから
古民家や寺社仏閣は過去の人がどのような考えでその建物を作ったのか、
読み取る経験が、私の今後の建築設計の深みを増すのではと思っています。
私がご一緒に同行した場所も記載されています。
大分県の国東半島にある国宝富貴寺です。
仏像の理解といった基礎的な、だけどなかなか教えてもらう事の出来ない内容もイラストでわかりやすく書いてあります。
最近は街歩きはテレビで「ブラタモリ」が人気だそうですが、
歴史ものというよりも、
先人がどのようにして地形や自然を生かして街を作ってきたのかを読み取って行くことが
面白いのでしょうね。
寺社仏閣が好きな方、ぜひ一冊。どうぞ
お客様の立場に立って考える事。簡単な様で難しいです。お家のお困りごとを理解して、最後の最後まで考え抜き、手をつくす。この人と出会えて良かったと感じて頂き、一生のお付き合いができるよう心掛けています。
店長日記
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