建築を学んでいた時の恩師より連絡あり
私の工学院大学専門学校時代の恩師から、著作本が届きました。

寺社建築の秘密が詰まっています
寺社建築のスゴイ ひみつ図鑑(リンクあり)
というタイトルの本。全国の有名な寺社仏閣の秘密を親しみやすい絵で解説しています。

この本の主要な著者である最勝寺靖彦氏は私の恩師で学生時代は建築設計の授業を担当して頂いていました。
私は八戸の高校を卒業して東京の大学に行きましたが、それは全く建築とは関係の無い学校でした。
ちなみにNHKの朝ドラ「虎に翼」の主人公が行っていた大学のモデルになった学校です。
そちらで4年間学んで卒業をして東京で働いていたのですが、30歳になったのを機会に八戸に帰ってくることにしました。
当社に入社する事にはなっていたのですが、しかし、建築の事を全く知らない。
思い悩んだ末、2年間専門学校に通わせてもらう時間をもらいました。
そこは建築設備課というまさに今私が仕事にしている領域の学校です。
二年間の勉強は大変為になりました。おかげで資格試験も容易に取れました。
最勝寺先生は建築設計の先生なので、設備の専門家ではありませんので設備設計はやりません。
しかし、建築設計の授業は本当に面白かった。
敷地や環境をどう読むかを学んだのですが、これは今のリフォームの仕事に生きています。
敷地や環境を読む身近な題材がお寺や神社です。
科学技術が今のように発達していない時代、建物を建てる事は敷地や環境との対話だったのではと思います。
場の力を生かすわけです。
今でこそ、空調設備が整っているので機械で制御できる気にはなっていても、場の力を忘れてはなりません。
それは見えないものを見るという事でしょう。
本には先生のメッセージが添えられていました。
「社長業は大変でしょうが、詰まったときに読んで頂くと社長業のヒントになるかもしれません」と。
30歳になってからの2年間の学生生活は、寄り道ではなく必要な時間であったと思います。
素晴らしい方に出会ているのですから。

お客様の立場に立って考える事。簡単な様で難しいです。お家のお困りごとを理解して、最後の最後まで考え抜き、手をつくす。この人と出会えて良かったと感じて頂き、一生のお付き合いができるよう心掛けています。

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