2013.09.14[更新]
お年寄りのお一人暮らしでも暮らしやすい家に
リフォームのきっかけ
八戸でお一人暮らしのお母様が80歳を超えこれからもお一人で安心して暮らしていくために、使いやすい水まわりとしてあげたいと首都圏に住む娘様ご夫婦からのご依頼でした。
当初は別の会社様に依頼をされていたのですが、プランニングが希望の通りにならなかったこと、バリアフリーなど使い勝手の知識が不足していると感じたため、当社に依頼を頂きました。
お客様データ |
八戸市 K様邸(80代 お一人暮らし) |
リフォーム総費用 |
1,000万円 |
構造(築年数) |
木造在来(35年) |
工事内容 |
水まわり全体改修、壁・床断熱工事、窓断熱工事、玄関交換、耐震補強工事(一部)、間取り変更 珪藻土塗り工事(一部) |
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キッチンを居間の隣の仏間に移動し、居間とつなげることでLDKのスタイルで利用できるようにしました。そのために既存の縁側との間仕切りのガラス扉を撤去し、縁側部分までリビングとして広げることで、キッチンとの動線がスムーズになりました。
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仏間に使っていた奥の和室にキッチンを移し、居間と一体に使える動線としました。寝室の隣にキッチンを設けることで、夜に水が飲みたくなった場合でも、廊下を通らずにすぐにキッチンに行くことが出来ます。冬に寒い廊下を通らずに行けることで万が一の事故を防ぎます。
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お風呂は暖かく使いやすいシステムバスに変更します。隣の洗面脱衣室は0.75坪から1.25坪に広げ余裕のある洗濯室とします。室内物干しを設置し、寒いときにも室内干しが出来るようにします。壁・床とも断熱材を入れます。仕上げは乾燥効果のあるMPパウダー珪藻土を塗ります。
トイレの入り口を寝室を出てすぐの廊下側に移しました。これで寝室から一歩でトイレに入ることが出来ます。大きさを0.75坪に広げ、今後介助が必要となった場合にも使いやすい広さになりました。断熱工事も行って真冬でも少しの暖房で暖かさが持続します。
・キッチンを東側から寝室の隣の仏間側へ移動し、寝室と隣り合わせにしました。さらにトイレのドア位置を寝室側に変更しました。これで冬の寒さを感じる寝室からトイレとキッチンへの動線が、最短にできました。
・壁と天井に、湿度を調整する機能に優れたMPパウダー珪藻土を塗りました。これにより室内の湿度を適切に保たれ、結露も防げます。
・床の間と押入れをクローゼットにすることにより、大容量の収納を作ります。
2階はほとんど使っていないとの事でしたので、階段に壁を作り階段入り口にロールスクリーンを設置することで、1階と完全に分離する事を考えました。1階の暖房した空気がが2階へ上がってしまうことを防ぐ目的と2階のほこりが1階に落ちて来ないようにするためです。
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