2021.09.29[更新]

八戸市河原木Ｍ様邸　お風呂洗面所リフォーム

定年を数年後に控え、子供達も巣立ってご夫婦仲良くされているお客様。これからも安心して暮らしていける家にしようとリフォームをする事になりました。

奇麗に使っていらっしゃいましたが、古くなってきて色合いなどもう少し明るいお風呂に入りたいと感じていました。

カウンターが無く洗面器を直接床に置かなくてはならないのが不便でした。

入口の段差も解消しておきたい。

床置きのボイラーはスペースを取り周りのほこりも気になります。

脱衣場の収納が無い為片付かず、クッションフロアの床は汚れていました。

洗面化粧台は収納力が少ないので物が溢れています。

外の向かいに収納庫があるので、洗面所の窓を勝手口にしたい。

クリナップアクリアバス。黒を基調とした高級感のあるセットにしました。

浴槽は肩口が高くなってゆったりと入れる形に。まどは断熱窓にして少し小さくしました。

カウンター付きとなり洗面器を置く事ができます。

ボイラーは床置きから壁掛けに。スペースを有効に使え床掃除がしやすく。扉は床がフラットになるバリアフリーに。壁は珪藻土をご提案。

洗面所暖房器を設置。タオル掛けを２重にしてバスマットやタオルなどかけられます。

床は無垢材の杉床フローリングに。足裏が温かくやわらかく感じます。既存の無垢木製ドアとマッチしていい空間となりました。

足りなかった収納は洗濯機の上を利用した棚を設置。十分な量が置けます。

外の収納庫に最短の導線になる勝手口を設置。勝手口は断熱サッシなので暖かさを保ちます。勝手口のガラスサイズも大きくなり採光が取れて明るいです。

洗面化粧台はＴＯＴＯサクア。脇の壁にＬＩＸＩＬエコカラットタイルを汚れ防止の為に貼り付けました。キッチンパネルを貼る事が多いですが、それだと味気ないとお客様からのご意見に対応しました。

お困りごと

【お風呂】
・年数が経ってだいぶ使用感が出来てしまったので、新しくして気持ちよく入りたい。
・ゆったりと入れる浴槽にしたい

【洗面所】
・部屋全体として収納が無くて物が溢れている。
・洗面化粧台の収納が無くて、物があふれる。
・床の汚れが取れない。

お風呂解体　給水給湯配管はやり直します。

断熱材が真っ黒にかびていました。

断熱材を新しくします。

天井断熱パネルのへたりが見られたので、パネルを貼りなおします。

天井の断熱材も昔のものなので入れ替えます。

天井断熱材を入れ替えました。

お風呂は壁、天井に断熱を入れ、天井は防止シートで覆って密閉性を高めます。

床断熱材をやりなおしましまた。

ボイラー排気筒が外の収納庫との屋根にかかっていたので、軒天側に白い防火パネルを貼っています。

洗面所に勝手口を新設し、外の収納庫と行き来できるようにしました。

お客様と最初の出会いがこのリフォーム案件でした。デザインセンスのあるお客様は当初は海外製の浴槽などお考えのようでしたが、断熱性能などお話した末、このような解決策をご提案いたしました。

木工細工など多趣味のお客様の趣味に合うご提案を考え、杉床、壁珪藻土など自然素材をふんだんに取り入れた温かみのある空間となりました。

お施主様名	八戸市　Ｍ様
性別	男性
年齢	50歳代
家族構成	ご夫婦
リフォーム面積	12㎡
リフォーム日数	12日
設備	ユニットバスークリナップ　アクリアバス洗面化粧台―ＴＯＴＯ　サクアサッシ類―ＬＩＸＩＬ　エルスターＳ珪藻土－ＭＰパウダー壁タイル－ＬＩＸＩＬエコカラット
住宅	戸建住宅
築年数	30年

いろいろとご提案頂き、当初のイメージとは違った暖かい空間になりました。普段、家事をしている妻の要望を取り入れて収納を増やしてもらって使いやすくなりました。杉床はとても暖かいし、珪藻土もとてもいいですね。

水彩工房

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