キッチン解体。全体的に下地の傷み具合が目立ちます。

キッチンを外して見ると所々がカビています。やはり湿気が床下に溜まっていたのは間違いないです。

壁を解体してみますと壁内の断熱材もカビで真っ黒です。

窓サッシを外して見ると枠材が痛んでいるので結露もしていたようです。

床下の断熱をプラスしました。既存のスタイロ断熱はそのまま入れてあるので断熱材が２重になっています。

断熱をプラスした後は断熱材落下防止の為防湿シートで押さえます。風が入り込むのを防ぐ意味もありますので、これでより断熱材が効きます。

更に床下に湿度調整珪藻土を敷き詰めて湿気対策を行います。これで床下からの湿気は防げます。

壁の断熱材も入れ替えました。断熱材の工事は隙間なく行う事が大切です。

対面キッチンになる為既存の窓は小さくなるので既存窓は撤去。小さい外開き窓に変更。

外壁はリフォームされていたのですが幸い同じ外壁があるのがわかり、同じ外壁で補修が出来ました。

リビングとの間仕切りを広げる為に解体。広げても構造的には問題が無いのを確認しました。

間仕切りを広げるだけであればここまでは必要は無いのですが、せっかくなので梁を重ねて補強を行いました。

キッチン組立。今回はクリナップのステディアを採用しており、フレームがステンレスで出来ている高級キッチンです。

窓回りをコーキングしてキレイにおさめます。

元々キッチン側に合った窓は集成材でカウンターを作りました。