しあわせ工房のリノベーション
地域の気象条件に合った家づくり
私達の住む青森県三八地域の気候は、夏は山背(やませ)の影響を受け冷涼で、冬は北東北ではあるが降雪量が少なく晴天が多く日照時間が長いのが特徴です。
八戸の気象データを東京や仙台と比較すると、八戸は年間の平均気温が低く、加えて相対湿度と平均風速が年間を通して高い事がわかります。
この気象の特徴から八戸の住宅に求められる性能として、低い気温と強い風による低温に対応する為の断熱性能だけではなく、高い湿度によってもたらされる結露の対策も同時に取る必要があるのではと考えられます。
しあわせ工房のリノベーションでは、当地の厳しい気象条件を踏まえた上で、末永く安心して家に住み続ける為に家の基本性能を上げる事に力を入れています。当社が取り組む家の基本性能とは以下の項目です。
暖かさと省エネルギー性能を上げるための断熱工事
床下や壁内で発生する結露など家にダメージを与える湿気の解決
耐震性能を上げるための構造の補強
家の傾きなど土台、基礎に関わる修繕
これらの工事によって家の基本性能を上げる事で北国の厳しい自然に対応したリノベーションとなります。
コーディネーターと職人さんとのコミュニケーション
一般的なリフォームと違い、リノベーションでは既存の家に大掛かりに手を入れる為、既存の家の状態を読み取り最終的な仕上がりを考えながら工事を行う事が必要になります。建物が建っている場所の気象や地盤によって建物が受けているダメージは様々で、それらに応じた直し方を考えなければなりません。
また、建築図面には構造や設備などが表現されていますが、建築会社の考え方やその当時の職人の判断によって生じる作り方の違いは図面には現れません。したがって、工事の際に過去の工事を確認しながら完成に向けた個別対応が必要になります。
しあわせ工房では、コーディネーターと職人の経験と対応力のチームワークでこれらに対応しています。具体的には