ウィルス対策の珪藻土
新型コロナウィルスが猛威を振るっており、皆さん気が気ではないという状況になってきております。
当社でも、その対策を考えております。
その中の一つが、珪藻土です。
壁紙を珪藻土にすることで
・室内の湿度を40-70%の間で保つことが出来る
インフルエンザウィルスにおいては、湿度を保つことが重要な対策でした。
コロナウィルスにおいても、同様の傾向となると思います。
加えて、当社で採用している珪藻土には、光触媒機能を持った珪藻土があります。
フラッシュクリーンという名前の珪藻土です。
光触媒チタンアパタイトが配合されている珪藻土です。
光触媒がウィルスにも有効である事はすでに証明されています。
(ただし、新型コロナウィルスに有効かはこの珪藻土については確認されておりません。インフルエンザウィルスに対しては有効性(不活性化)が確認されています)
当社ではもともと珪藻土にこだわって商品選定をしてきまして、現在使っている珪藻土も珪藻土配合率80%の珪藻土を使っています。
日本で産出された珪藻土を日本の工場で生産されている珪藻土にこだわっています。
家庭内感染について考えなければならなくなってきた状況で、こういったウィルス対策をとったリフォームをお考えになるのもいかがでしょうか?
珪藻土バスマットにアスベスト混入
最近テレビをにぎわせているこの話題。
珪藻土バスマットにアスベストが混入していたという事で大問題になっています。珪藻土バスマットは人気商品なんですよね。
さて、今回の事でいくつか出てきた疑問に私なりの考察をしてみます。
・珪藻土バスマットになぜアスベストが混入したのか
・珪藻土とアスベストの違い
・当社の扱う珪藻土について
・珪藻土バスマットになぜアスベストが混入したのか?
一番可能性の高いのは、意図的に原材料に混ぜた、でしょうね。
アスベスト自体は様々な建築物でも用いられていましたので手に入れるのは容易です。しかも非常に安い。一方で珪藻土は高価です。
アスベストの特徴はいろいろとあるのですが、かさを増したり、乾燥させる目的としても用いられていました。珪藻土と似通った性能をもっているので、混ぜてもわからないでしょう。
利益率を上げる為には、安価なアスベストをまぜて材料費を減らす、という事をやっていた可能性は十分にありますね。
工場が中国という事もあるので、恐らく珪藻土も中国産でしょう。
採掘時に混ぜられたのか、バスマットの製造過程でまぜられたのかはわかりませんが、一番可能性のありますね。
・珪藻土とアスベストの違い
そもそも材料になる元が違います。
珪藻土は藻の化石で生物起源の材料
アスベストは鉱石で鉱物起源の材料
です。
アスベストの危険性は、結晶が繊維状になっておりしかも小さく吸い込んで肺まで到達しやすい、そして溜まってしまうという事です。
珪藻土は結晶が丸く、しかもアスベストより大きい為、全く違う材料です。
・当社で扱っている珪藻土は?
そもそも材料が日本産です。採掘場所は日本です。
珪藻土を作っている工場も日本です。(ちなみに苫小牧にあります)
開発者も日本人です。
開発者に会い、採掘地に行って工場も見行くことで、この材料なら安心だ、と思って当社では採用しています。
ちなみに、当社の珪藻土の製品検査でもアスベストは含まれていません。
海外に生産を任せて・・・というのはリスクがあるのですね。
正月明け、八戸でトイレリフォームスタート
今年もよろしくお願い致します。
今年はお正月明けから早速リフォームスタートです。
八戸市是川のお客様。これまで洗面所のリフォームを依頼ご依頼でリピートになります。
今回はトイレリフォーム。
単純にトイレを入れ替えるのではなく
・手洗器を交換
・バリアフリーを考慮した、開き戸から引戸への変更
・段差の解消
・臭いを考慮した珪藻土仕上げ
・リビング窓を目線が入らない小さい高さにリフォーム
を行います。
今後の介護や安全を踏まえた上でのリフォームとなります。
仕上がりが楽しみです。
床下調湿工事
当社はもともと水周りの内容が得意な設備系リフォーム会社として始めましたが、
私が建築士を取得したこともあり、徐々に家全体のリフォームの話をするようになりました。
そういった内容で、最近お客様にお勧めしているのが、床下調湿+断熱です。
なぜかと言うと、寒さは命の危険に直結すると実感をしているからなのです。
北東北の青森県では、当然寒さ対策が必要になるわけですが、
単純に「断熱材を入れたらいいのでしょ?」
という訳ではありません。
私自身の実体験なのですが、一軒家の貸家(平屋)に住んでいました。
新築で入ったので、当然断熱材も入っています。
その頃の私はあまり難しく考えることがありませんでした。
断熱材が入っていれば安心、と思っていました。
実は貸家は場所が望んでいるところにあったので、
建築中からこの建物が建築されていく様子を見ていたんですね。
で、あるとき建築もほぼ終わりのことに訪ねまして、電気屋さんに、
「この家どうですか?」と聞いてみたんです。
そしたら電気屋さんの答えも
「暖かいと思うよ。断熱材もきちんと入っているし」
だったんですね。
しかし・・・
住み始めた最初の年から水道の凍結が起きました。
水抜きをしないと凍結してしまうんです。
理由は水周りのある場所が、隣の家と近くてほとんど日が当たらない面にあったこと、
そして、床下を風が通り抜けやすい構造になっていたからです。
このブログを読まれている方は、
「床下換気口」と言う言葉を聞いたことがあるかと思います。
これは、床下に空気を取り込むための換気口なんですね。
しかし、最近は換気口の代わりに、
「基礎パッキン」と呼ばれるものを基礎の上に回して、換気口をつけない工法が増えてきました。
メリットして、換気口が無いので基礎の強度が高くなる
換気口は補強の鉄筋を増やさないとならないので施工手間がかかる
といういろんなメリットがあるからです。
基礎パッキンを使っている家は、基礎コンクリートの上に、基礎パッキン(ゴム)を挟んで
家が建っています。そして、この基礎パッキンはよく風を通す構造になっているんです。
新築で入って温かいと思っていたのですが、
床下は外気と同じ状況になっていたんですね。
うっかり水抜きを忘れて出張に出ると、床下や壁の配管がほとんど凍ってしまい、
唯一キッチンだけが水が使える(キッチンは家の中央にあったため、凍りにくかった)
なんて事がありました。
床下は確実に外気と同じ氷点下なんです。
こうなってしまうと、断熱材はあまり効果がありません。
家に入ると、一桁台の室温になっている事が普通でした。
私は最初まったく原因がわからなかったのですが、
8年ほど前にトイレリフォームをしたお客様から、「せっかくリフォームしたけど凍る」というお話があってアフター調査をしました。
設計工事担当はその時在籍していた営業スタッフだったのですが、
床も壁も断熱材は入れてます、との回答。
しかし、現実に凍っているわけですから、何か理由があるはずです。
この時、真冬に調査をしていてしかもトイレは北側にあって風がビュービューあたります。
すごく寒かったのですが、ここでピンと来ました。
もしかしたら「風?」
このトイレはかつて増築されたスペースを使ってトイレにしたのですが、
基礎パッキンを使って増築されていたんです。
基礎から外壁内側に手を差し込むと風がもろに入っています。
この時、もしかしたらこのもろにあたる北風が悪さをしているのではないだろうか?
と考え、基礎パッキンの隙間を断熱材で埋めたんです。
そうしたら、凍結はしなくなりました。
つまり、断熱材を入れても風が動いてしまうと冷える、
風はより熱を奪うので、北風がもろにあたるこの場所では、実際の気温はかなり下がる
という事に気が付きました。
この経験から、自分の住んでいる家も同じだろうと考え、
大家さんに了解を得て、家の基礎パッキンの半分を埋めてしまいました。
そうしたら、やっぱり凍結は全く無くなりました。
それまで、朝に水抜きをしないで外出すると夕方に凍結してたなんて
ありえない事が起きていましたから、この変化には本当に驚きました。
寒いリビングも冷えた床のお風呂も、この床下換気が原因だったのです。
この実体験の後、私は「床下」が家の基本であるという考え方になっています。
寒さ、結露、シロアリ など家に悪さをする原因の全ては床下です。
今では床下環境の改善策として、床下調湿と言う方法を持っています。
ノウハウも経験も重ねてきました。
再来週から床下調湿のお客様がスタートします。
この家も寒い家です。
リフォームの結果を本当に楽しみにしています。
またこのブログでご紹介します。
珪藻土で泥団子教室
今日から子供たちの夏休みに入りましたね。
夏休みの自由研究と工作に「珪藻土で作る泥団子」をテーマに勉強にきてくれた、かわいい姉妹がいらっしゃいました。
私の小さい時は、「何をやったらいいかわからない」と毎回、困って大変だったのに…
夏休み前から何をテーマにするかを決めて考えて、しっかりとした姿でした。
私の方が緊張してしまいました。
お姉ちゃんの探究心はすごいです!
心いやされます。
でも、しっかり工作の泥団子は作ってくれました。
真ん中は、お姉ちゃんの泥団子。
右はお母さんの泥団子。
ピカピカの泥団子が上手に出来上がりました。
嬉しくて涙がでますね。
こちらこそ、楽しかったです、また来てね!
リフォーム事業部 北向 恵理
珪藻土の泥団子教室
昨日、泥団子教室のご依頼のお電話がありました。
子供さんを対象にした泥団子教室は、久々なのでワクワクしています♪
子供のパワーは無限大……私の体力が心配です。
ので、20代スタッフに大いに頑張ってもらいましょう。
子供さんの夏休みの思い出になるよう、そして、環境問題に興味・関心を持ってもらえる
お手伝いが出来ることに心から嬉しく思います。
当社の多目的ルームでも泥団子教室が体験出来ますので、お友達をお誘いあわせの上、
おこし下さい。お待ちしております。
リフォーム事業部
北向 恵理
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