2015.07.11[更新]
トイレの手すり取付
歩行が不安定になってきた奥様の為に手すりを取り付けたいとご相談がありました。便器と壁との距離が遠いことや、トイレドアの問題などがありましたが、金具をうまく組み合わせ解決することが出来ました。
解決策
トイレが内開きのドアのため、向かって右側に手すりを取り付けます。
手すりは、座った時に体を支える横手すり・立ち上がる時に使う縦手すり・立って移動するための横手すりを組み合わせて取り付けます。
移動用の手すりはトイレドアとぶつからないようにギリギリの長さまで伸ばします。
担当者より
トイレ内の丁度良い場所に、下地が入っていませんでしたので、後付の補強板を入れました。見栄えが良いとは言えません。ですが、第一はご使用される方が使いやすいこと・安全に使っていただくことです。補強板を入れることで、手すりに体重をかけても安心して使っていただけるようになります。
また、こちらのお宅では、補強板を入れたことで、通常取り付けるよりも手すりが前に出てきます。その結果トイレドアにぶつかってしまいますので、ドアに当たらな長さにしなければなりませんでした。ですが、今回斜めに取り付けられる金具を使用したことで、少しでも手すりの長さを伸ばせるように工夫しました。