失敗しないリフォームのために リフォームアドバイス
失敗しないリフォームのために大切なのは、やはり業者選び。
自分が求めるリフォームを実現させることができる業者はどんな業者かを見極めることが大切になります。
技術、費用、アフターサービス、デザイン、経験などのバランスが、自分が求めるものと合っているかをシッカリ見極めることです。
リフォーム業者の選び方
見積もり前に施工事例をチェック
見積もり前に施工事例を見せてくれる業者がいいですね。
施工事例はその業者の実績ですが、何をやれる業者なのか傾向もつかめるので必ず見ておきましょう。
見せてくれない業者は現場管理かアフターサービスがずさんな可能性があります。
写真さえ撮っていない会社はちょっと問題です。
安さだけの判断はしない
私たちが最も気をつけなくてはならないのが、価格で業者を選ぶことです。
リフォーム業者の立場で考えますと同じプランで安くするという事は、自社の利益率を落とすか、材料の質を下げるか、職人さんの質を下げるか、職人さんに仕事を値切るかといった選択肢になります。
特に職人の単価を下げるという事は人件費を下げるという事になり、職人さんの意欲も低下します。
いずれにしてもリフォームを依頼された方にはメリットのある事は少ないのです。
合見積もりは正しく行なう
最近は合見積もりが正しいリフォームの一つの手段となっているようです。
確かに近年の悪徳 リフォームの被害を見る限りでは、法外な請求を行なう悪徳リフォームの 発見に合見積もりは有効です。
しかしながら、単にリフォームを値下げしようとして合見積もりにされる方が時にいらっしゃいます。リフォームは家電製品などと違い、多くの人が作り上げる作品です。この場合、金額だけを交渉するのではなく、なぜこの値段なのか、仕様は他の見積書とどのように違うのか、確認することが大事です。安さだけの判断は上記のような弊害も発生します。
クーリングオフを説明しているか
お客様の家で商談する限り、訪問販売法という法律上クーリングオフを行なうことが出来ます。
クーリングオフ制度とは契約日から7日間のキャンセルを合法的に認め、消費者を保護する制度です。クーリングオフが説明されているか、もしくは契約書に記載されているかは基本的な事項ですので、説明しない、載っていない会社は要注意です。
一式見積もりと詳細見積もり
近年メディアでは、一式見積もりの問題点が取り上げられています。ココで大事なのはたとえば「大工工事一式」というように、すべてがはっきりとしない場合です。
まず確認したいのは、どんな材料で、工事の範囲はどこなのかが、見積もりまたは図面ではっきり示されているかどうかです。したがって、見積もりで大事なのは材料・職人さん・工法・工事範囲となります。また、万が一リフォーム業者から追加工事を請求された場合にも、きちんと工事範囲が決まっていればトラブルがなくなります。
金額だけではなく、しっかりと質問して賢いお客様になりましょう。
工事中の配慮が説明できるか
工事中は何かとストレスがたまります。
リフォームは住みながらの工事となるので、騒音・ほこりなどお客様のストレスは想像以上になります。
ポイントは次の通りです。
- 養生をきちんと行なうか
- 騒音対策はとっているか
- 工期についての説明は行なわれているか
- 喫煙マナーがしっかりしているか
(喫煙場所が決められている、全面禁煙に出来る) - 掃除はきちんと行なわれるのか
- 駐車スペースはきちんと確保されているのか
- 工事保険に入っているか