リフォームによってガラスを交換する
当社の建物はすでに30年以上経過しておりますが、まだまだ使える建物です。さして費用をかけていない改修ですが、ポイントを押さえてスタッフが仕事をしやすい環境を作りたいと考えております。
そこで今回、一部ガラスの交換を行いました。
もともとシングルガラスであったものを、LOW-Eペアガラスに交換です。
LOW-Eペアガラスとは、LOWエネルギーの略で断熱効果の高いガラスになります。2枚のガラスを組み合わせ、中にアルゴンガスを入れてあります。
アルゴンガスを入れている理由は、恐らくですが空気より比重が高い性能を持っているので、より不活性化性能が高く安定しているためと思います。
シングルガラスより当然断熱性能は高いものとなります。
実際にガラス表面の温度を測ってみます。
当然明らかに表面温度はLOW-Eガラスの方が高いですね。
屋内の暖房は20度にセットされています。若干の上下があるとしてプラス太陽光の分が入りますので、20度を超えますね。
ガラス表面の温度は接している空気にも影響を致します。これは「対流」と「伝導」の効果によります。
そしてもう一つ大切なのは、ガラス表面の温度が高いと、そこの近くにいる人はその表面温度を感じているという事です。これを「輻射熱」といいます。
太陽から離れて空気の無い宇宙空間を隔てている地球で、なぜ日向にいると暖かくなるかというと、これは輻射(実際には放射ですが)の熱の伝わり方の為です。
正月明けからは、八戸はマイナス7-8度の日もありましたが、この効果で相当に違いました。
昨年と違って、全く寒く感じない。
やはり断熱は開口部から手を付けるべきと思いました。
ウィルス対策の珪藻土
新型コロナウィルスが猛威を振るっており、皆さん気が気ではないという状況になってきております。
当社でも、その対策を考えております。
その中の一つが、珪藻土です。
壁紙を珪藻土にすることで
・室内の湿度を40-70%の間で保つことが出来る
インフルエンザウィルスにおいては、湿度を保つことが重要な対策でした。
コロナウィルスにおいても、同様の傾向となると思います。
加えて、当社で採用している珪藻土には、光触媒機能を持った珪藻土があります。
フラッシュクリーンという名前の珪藻土です。
光触媒チタンアパタイトが配合されている珪藻土です。
光触媒がウィルスにも有効である事はすでに証明されています。
(ただし、新型コロナウィルスに有効かはこの珪藻土については確認されておりません。インフルエンザウィルスに対しては有効性(不活性化)が確認されています)
当社ではもともと珪藻土にこだわって商品選定をしてきまして、現在使っている珪藻土も珪藻土配合率80%の珪藻土を使っています。
日本で産出された珪藻土を日本の工場で生産されている珪藻土にこだわっています。
家庭内感染について考えなければならなくなってきた状況で、こういったウィルス対策をとったリフォームをお考えになるのもいかがでしょうか?
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